テコンドーは1955年4月11日、故 崔泓熙(チェ・ホンヒ)総裁によって作られた武道です。朝鮮の古武術 テッキョンと松濤館流空手を基にして作られ、韓国の国技にもなっています。
テコンドーは漢字で「跆拳道」と書きます。それぞれの漢字には、以下の意味があります。
「跆」は踏む・跳ぶ・蹴るなどの「足技」
「拳」は突く、叩く、受けるなどの「手技」
「道」は一つの道を追求し、日々修練することによって自分自身の精神と肉体を鍛える「武道」
2000年のシドニーオリンピックより正式種目として採用され、武道だけでなくスポーツとしての魅力も満載なテコンドー。その特徴は何といっても華麗な足技です。他の武道や格闘技に比べて足技が多彩で、「足のボクシング」とも言われるほどです。
日本ではまだまだ馴染みのないテコンドーですが、実は世界で最も修練人口の多い武道スポーツなんです!
200ヵ国以上に広められ、子どもからお年寄りまで様々な年齢の修練生たちが健康や護身、美容のために世界中でテコンドーを楽しんでいます。